
音楽と映像で
家族の絆を紡ぐ。
STORYものがたり
舞台は、桜が満開の
「冨士霊園」。
家族みんなで訪れた、
祖父の墓参り。
東京から車で2時間足らずで行ける
「冨士霊園」を初めて見学しに来たのは
ちょうど桜の咲く今頃の季節だった。
その息を呑むような美しさと、
雄大な富士の姿に魅せられ、
桜が好きだったおじいちゃんも、
きっとここなら気に入ってくれるだろうと、
家族みんなですぐに購入を決めた。
足繁く家族でお墓参りをするようになった。
それ以来、お盆やお彼岸に限らず、
桜の季節、紅葉の季節にと、
足繁く家族でお墓参りをするようになった。
CASTキャスト紹介
かんな役
花田 優里音

HANADA YURINE
2004年7月3日生まれ
特技:ピアノ
【主な出演作品】
NTVドラマ 「ボイス2」
NHKドラマ「透明なゆりかご」
フジTV芸能界特技王「TEPPEN」ピアノ3位
朝ドラ「カーネーション」
映画「少年h」 etc...
MUSICアーティスト紹介
アルケミスト

ALCHEMIST
小説『アルケミスト』の著者パウロ・コエーリョから認められた日本で唯一のアーティスト。
ライブで行う “即興のコーナー” (客席から歌詞に入れる三つのお題を出して貰い即興で作詞・作曲・演奏・歌うコーナー)は、アルケミストならではの “歌を紡ぎ出す離れ業的” パフォーマンスであり、聴く者にとってはライブの醍醐味でもある。
また、ライフワークとして学校公演活動を積極的に行っており、
これまで伺った学校は300校を超えている。その活動の評価を得て第47回ベストドレッサー賞を受賞。
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こんやしょうたろう
ボーカル・作詞・作曲
1976年8月24日生まれ
宮崎県出身 -
井尻慶太
ピアノ・作曲・編曲
1976年8月12日生まれ
神奈川県出身
TEAMSショートムービー制作にあたって

人の命はいつか消えていくものです。
しかし、その人を想う気持ちがあれば、
絆はつづいていきます。
命の尊さが問われている時代のなかで、
そのことの意味や大切さを、
見つめ直し、共有し、
少しでも誰かの役に立つことができれば。
そんな願いが、この作品には込められています。
MAKINGメイキングムービー
メイキングキービジュアル
INTERVIEWインタビュー
「想いは、永遠に。」のMVについて
「アルケミスト」のお二人と
主演の「花田優里音」さんにお話を伺いました。


サビのメロディーは、打ち合わせに向かう途中、川沿いを歩いている時に
「ふふふー ふふーん」と急に浮かんできて、イメージにぴったりだったので
忘れないように急いでスマホに録音しました。自分の昔の写真を見ていると、
ほんとうにたくさんの愛情を受けて育ったんだなって思うんです。
歌詞には、それを忘れたくないという気持ちを込めました。
今回のMVは「人を想うことの大切さ」と「桜」がテーマでした。
物語を演じる役者さんたちの演技が素晴らしくて、僕たちが作った歌なんだけど、
客観的に「いい歌だなぁ」と、思わず映像に観入ってしまいます。
撮影現場に行って驚いたのは、とにかく「桜」! 想像していたより
ずっと凄かったです。そして雲ひとつない青空と富士山。そこに贅沢にも
グランドピアノを置いて歌った光景は一生忘れられないです。
裏話としては、スタッフの方が日除けの傘を差してくださったんですが、
大御所スターならともかく、もうそれが申し訳なくてずっとモジモジしていました。
家族の絆を描いたハートウォーミングなドラマ。満開の桜と雄大な富士山。
あとは「かんな」役の花田さんの透明感あふれる演技。
見どころ満載のMVになったと思います。スタッフの皆さまに感謝。
そして、自分の家族にもあらためて「ありがとう」を伝えたくなりました。

今回の「想いは、永遠に。」の制作を通して嬉しかったことのひとつは、
新進気鋭の弦楽器奏者の皆さんと一緒にレコーディングが出来たことです。
アレンジを進めていく中で、漠然と出来上がっていた自分の中の全体像のイメージを遥かにこえて、彼女たちは、楽曲に若々しい息遣いと、充実した素晴らしい響きを与えてくれました。今回のMVの主人公である「かんな」と年齢的にも近い、生命力あふれる四人の息の合った見事な演奏が、そこにある想いに磨きをかけ、世代を繋ぐ架け橋となってくれることを確信しました。
弦楽の録音の際には、譜面で想定していたよりも大きな強弱が生まれて、ミキシングをいくらか困難なものにもしましたが、それはある意味、とても嬉しい誤算で、「想いは、永遠に。」の「想い」をより豊かなものにしてくれたと感じています。

MVの撮影は初めての経験でした。アルケミストのお二人の人柄そのもののような、人を想うやさしさが真っ直ぐに伝わってくる音楽の物語を伝えるために、大きな愛を受けとめながら成長していくひとりの女の子の姿を、ドラマチックじゃなく、自然に表現することを心がけました。
セリフのない中で、おじいちゃんとのことを想う幼い日のままの表情と、その愛情を胸に進んでいく少し大人な表情、そのどちらも出せたらいいなと思っていました。
ロケ地の桜並木がもう…素晴らしかったです ! その桜の下にグランドピアノ…たまらなく夢のような風景でした。(私も普段ピアノを弾くのでこのシチュエーションは正直とっても羨ましかった ! ! )。晴れ渡った空に満開の桜、飾り気なく、素直に心に届いてくる、こんやさんの歌声と、包み込むような井尻さんのピアノの音。朝早くのロケなのに目も頭も冴え渡って、そこに壮大でやさしいものが溢れているような気持ちになりました。この光景を目の前で見られた私は幸せ者です。(この後、肌荒れ治ってきたねとメイクさんが言ってくれました、浄化されたのかもしれません)
出演者の方々とは、あちこちで写真を撮ったり色んなプライベートなお話もして、撮影だとは知らない人がもしその場にいたら、本当の家族だと思うだろうなってくらい(笑) 。それはスタッフさん達も一緒で、ずっとあたたかく自然な雰囲気の中での撮影でした。
幼い頃のかんな役の「月乃」ちゃんが私の小さい頃とほんとにそっくりで、なんか嬉しくなっちゃって2ショット写真を思わず母に送りました。
撮影後、アルケミストのお二人との写真を自分の机に飾っているのですが、MVを観て、あ、私、かんなと同じことしてるな(笑)と思いました。
STORYものがたり
東京から車で2時間足らずで行ける「冨士霊園」を初めて見学しに来たのは
ちょうど桜の咲く今頃の季節だった。その息を呑むような美しさと、
雄大な富士の姿に魅せられ、桜が好きだったおじいちゃんも、
きっとここなら気に入ってくれるだろうと、家族みんなですぐに購入を決めた。
それ以来、お盆やお彼岸に限らず、桜の季節、紅葉の季節にと、
足繁く家族でお墓参りをするようになった。
帰りに立ち寄るアウトレットや日帰り温泉も楽しみのひとつだけど、
家族のみんなが笑顔になるから、きっとおじいちゃんも喜んでくれているはずだよ、
それがいつもの、父親の口癖になっている。
孫娘の “かんな” の趣味はカメラ。
彼女はいつも、レトロなフィルムカメラを手にしている。
それは、おじいちゃんから譲り受けた大切なカメラ。何よりも大事な宝物。
そのファインダーをのぞく時、”かんな”はふと、おじいちゃんを想いだすことがある。
今日も「冨士霊園」の咲き誇る桜の花にそっとレンズを向け、
「おじいちゃんが大好きだった桜が、今年も咲いたよ」と語りかけながら
かんなは一枚一枚、こころを込めてシャッターを切っていく。
目の前に広がる華やかな風景を、天国のおじいちゃんに届けるために。